2008年09月25日
ショロマ川

この形状のものは時々見かけるが中央部にコンクリートではなく
金属を使うのには何か理由があるのだろうか
上流部には土砂と流木がぎっしりと詰まり
おそらく魚が上流から下流へ行くのも
よほどの増水時じゃないと不可能に近い
そしてプレートを見ると

「林地荒廃防止施設」「災害復旧事業」とある
これの存在自体が荒廃の原因であり
魚にとっても永遠の災害に思えるが・・・
2008年09月19日
ポンベツ川2

昨年砂防堰堤だらけの白老川水系ポンベツ川にまた新しいものが設置された
あまり上流部のものは見たことがないがこの川には10以上の砂防堰堤がある
実際に見た範囲内のものには魚道はなく魚類の遡上は不可能となっている

今まで知らなかったが水産資源保護法に次のような項目がある
(さく河魚類の通路の保護)
第二十二条 さく河魚類の通路となつている水面に設置した工作物の所有者又は占有者は、さく河魚類のさく上を妨げないように、その工作物を管理しなければならない。
第二十三条 農林水産大臣は、さく河魚類の通路を害する虞(おそれ)があると認めるときは、水面の一定区域内における工作物の設置を制限し、又は禁止することができる。
第二十四条 農林水産大臣は、工作物がさく河魚類の通路を害すると認めるときは、その所有者又は占有者に対し、除害工事を命ずることができる。
農林水産大臣にその気がないということか?・・・
日本中そんな川だらけだし
この川においても30年以上放置されていて
新しいものまで造られている
当然白老川にも鮭やサクラマスは上る
2008年09月15日
倶登山川

尻別川水系倶登山川
下流域には絶滅危惧種のイトウが生息している
そんな貴重な川なのに
上流へいけばこんな小さな流れに

こんな大きい砂防ダムが・・・

一応魚道はあるが機能しているとは思えない
実際砂防ダムの下流にはイワナなどの魚はいるが
上流では姿を見ることができなかった
2008年09月11日
ガロー川

大船川支流ガロー川
本流との合流点からすぐ上にこの魚道無し砂防ダムがあり
魚は上れない
この砂防ダムの上流にある程度魚はいるが
このように砂防ダムの下がコンクリートになっていると
上流から魚が落ちてきた場合、死亡率が高いらしい
何の配慮もなく造られた無駄な河川工作物と私は思う
2008年09月04日
オニカルシュナイ沢

静内川水系オニカルシュナイ沢
シュンベツ川との合流点からすぐ上にこの砂防ダムがある
かなり古いもののようだ
試しに砂防ダム上流をしばらく竿を出しながら遡行してみたが
魚は1尾も姿を見せなかった
おそらく砂防ダム上流は死の川となって久しいのでは
ないだろうか・・・