2011年06月10日
静内川支流域の砂防、堰堤
静内川本流はその最大の支流シュンベツ川と同じように
いくつかのダムによって寸断されている
よって海からの遡上魚は最下流のダムまでということになる
いくつかのダム湖で実証されているように
陸封された魚たちはダム湖を海代わりにして生息、繁殖することが可能だが
通常、産卵はその流入河川に遡上して行うことが多い
ゆえにその流入河川の環境の良し悪しが魚たちの繁殖に
大きく影響する
実際それなりに世代交代が行われている川では
比較的長い流程にわたり魚の遡上が可能で
多くの産卵床が確保されているように感じる
この静内川、全ての支流を見て回ったわけではないが
本流との合流点からわずかの距離の地点に
魚の遡上不可能な工作物がある支流が多い
ここではそこに棲む魚のことを考えた河川工作物は
ほぼ無いように思う
僅かながら魚の姿があるだけに
残念だ
Posted by TK3 at 19:53│Comments(0)
│自然環境
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