2008年01月28日
ラルマナイ川2
ラルマナイ川上流の砂防堰堤
ここの下流には素晴らしい渓谷美があるのに
とても残念な状態だ
更にこの上流にも2つ砂防ダムがあるようだ
これも昭和48年製と古い
日本列島改造の勢いで造られたものだろうか・・・
北海道サミットでは環境問題が重要なお題目になるらしい
知床だけではなく北海道全体、そして日本全体に目を向ける時だと思う
2008年01月24日
金山沢
ラルマナイ川支流金山沢
そこそこの水量があり魚は十分棲める環境と思えるのに
この砂防堰堤のせいか上流部は魚はほとんどいないようだ
そして見たことはないがその更に上流にも段差的な建造物があるらしい
とてももったいなく残念な状況だ
ラルマナイ川自体も最近魚が減少してきたような印象でちょっと心配・・・
2008年01月19日
金屋の沢
尻別川支流金屋の沢の砂防堰堤
こういう金属でできている堰堤をたまに見かけるが
水に弱そうなのになぜ金属で造るのかは不明だ
この下流にも砂防ダムがありいずれも魚道はなく
魚が上ることは不可能であり
産卵場所はたくさんありそうな川だけに
とても残念だ
尻別川には魚が産卵の為に上りたくても上れない支流がかなりある
魚道がないところが多くあっても機能していないものがたくさん見受けられる
それらの川に魚が自由に上ることができたら
天然魚の割合もかなり変わってくるはずだ
2008年01月15日
幌内川
昨年初めて釣りをしてみた川で
入渓場所からすぐ上のような堰堤にぶつかった
これではいくら増水しても魚の遡上は無理だろう
一応堰堤の上流にも行ってみたが
魚らしきものはいなかった
堰堤は昭和49年に完成していた
昭和40年代頃から全国的にダム建設が加速してきて
現在ではダムのない自然のままの川はほんの一握りしかない
何らかの目的はあるにしても諸刃の剣ではダムや堰堤を造る意味がない
数十年かけて破壊してきた自然を取り戻すのは容易ではないが
何とかしなければならない時期にきているのは間違いないと思う
ダムや堰堤がどこで造られようが私たちの日々の生活に直接関わってくるわけではないので
実際何の違和感も感じない
しかし巨額税金投入、自然破壊の両面でいずれ確実に私たちに跳ね返ってくる
現在メジャーとなった地球温暖化問題のように症状が具体的に表面化しないと
気がつかないのと同じである
2008年01月13日
濃昼川
ほんの小さな渓流にこれだけ大きな砂防ダム
魚道はあるが砂防ダムの高さがあるので構造が複雑で
満足に機能しているかどうか疑問が残る
砂防ダムの上は以前見た時より土砂が溜まってきていて
水はかなり濁っている状態
いずれ満砂になると思うが
そうなった場合どうするのだろうか?
他の川で見る限りは放置したままにするケースが
ほとんどと思われる
知識不足な面もあるだろうが
この規模の川にこれだけの設備が必要とは思えない
2008年01月07日
朝里川
河口から朝里ダムまでは準三面護岸
朝里ダムから上流は砂防ダムの連続
いずれも魚道はない
ダム湖での繁殖も流入河川全て砂防ダムで塞がれている
遡上できるのはほんの僅かな区間だ
魚の目線にしてみればこんな感じか・・・
もう40年も前から砂防ダムはあるが
現在に至ってはもうズタズタの川になってしまった
この砂防ダムに溜まっている泥は異臭を放っていた
そんな状態で放っておくのも疑問である
2008年01月04日
消えるダム
今朝の北海道新聞朝刊の記事
内容はアメリカの事だが他のメディアでも報道されているように
アメリカでは新規のダム建設より既設のダム撤去の数が大幅に上回っている
この記事の内容を読めばダムを所有する米企業がダムを維持(魚道の設置)するより
撤去した方がコスト的に良いという判断だがコスト面だけではなく
自然保護団体との連携による自然環境への配慮もあったようだ
広い米国でもそのような風潮になってきているのに
狭い日本が現状のままだと完璧に病んだ状態に陥るのは明白
必要性の低いダムを次々と造っている場合ではないだろう
2008年01月01日
エゾ松沢川
道々の橋からも魚道なしの堰堤が見え
林道を歩いて上流域に出るとそこは上の画像のような
川底をコンクリートで固められた状態でありその下流部には
砂防ダムも見えた
上流に行くと今度はこんな堰堤
川は分断され川底の状態も最悪
魚の姿は全く見られなかった
何も工作物がなかった頃のこの川には
きっと魚がいっぱいいたのだろう
現在朝里ダムより下流で合流する唯一の川らしい川だけに残念である