2008年10月28日
銭函川

魚の存在を確認してはいないが
自然のままなら川としては十分棲息可能に思える
この堰堤はかなり古そうだが取水施設などがあるにしても
これでは魚に絶滅してくれと言っているのと同じ・・・
こういう川も今後徐々にでも改善され
魚が元気に泳いでいる「生きている河川」に蘇らせる方向へ
向かって欲しいと思う
2008年10月23日
落部川支流

本流との合流点から間もなく
この堰堤があって魚道は無い
更に本流にもこの川との合流点より下流に
魚道の無い砂防ダムがある
(上流にも魚道の無い砂防ダムあり)
せめて魚の上り下りが容易な魚道があれば・・・
この水系のポテンシャルからして
砂防、堰堤により分断された流域が多いのは
実に残念な事だ
2008年10月17日
朝里川2

下の画像のような渓流を上っていくと
上の砂防ダムが出現する

この砂防ダムの下流には2つの砂防ダムがあり
その更に下流には大きな貯水ダムがある
いずれも魚道なく
それぞれの分断された流域で
魚達は細々と暮らしている
せめて魚道くらいは付けてあげたいものだが・・・
2008年10月12日
登川

小さいこの川にこんな巨大な砂防ダムがある
砂防ダム下流にはところどころ護岸が見られるが
河床低下のせいか数年前護岸が川へ崩れ落ちているのを見た
(現在は修復済)
砂防ダム上流の川の様子

一応魚道は付いていて
砂防ダム上流にも魚はいるが
私にはスムースに魚達が上下に移動できているとは思えない

建設には数億円以上かかったと思うが
費用対効果の面で大いに疑問が残る
2008年10月06日
シュンベツ川2

シュンベツ川と支流との合流点
林道下が段差となっている
魚にとってはかなり厳しい高さだ
シュンベツ川にはたくさんの支流があるが
そのほとんど全てが合流地点から少し上流で
魚道のない砂防ダムや堰堤により魚の遡上は不可能となっている
つまり魚達の生活圏は本流のみに限られている状態だ
この支流にしてもこの先数㌔の流程がある
魚の産卵床に適した場所もたくさんあることだろう

このところ他の川で垂直落下式の堰堤が
階段状の魚が往来できるものに改修されているのを見かける
それでも機能的に問題がないのなら初めからそうするべきと思う
2008年10月01日
日高幌内川

厚真川水系日高幌内川のスリット式砂防ダム
切れ目が入っているので魚は往来できるはずだが
裏側にまわってみると

流木が詰まっている
そしてそのせいでせっかくのスリット式なのに
段差ができてしまっている

これでは魚は遡上できない
しかも流れが滞留する部分ができて

こんな状態になっていた
こんな小さな川にこんな長い砂防ダム
いったいどれだけの費用がかかっているのだろう

試しにこの砂防ダム上流で竿を出してみたが
魚がいる気配は全くなかった
そしてその少し上流にはまた堰堤が・・・

この小河川をこんな状態で放置してしまっては
魚類など満足に棲息できるわけがない
まあ元々魚のことなど考えてはいないと思うが
自然破壊+税金の無駄
こんなことをいつまでもやっていては
将来どういうことになるのかくらいは
わかると思うのだが・・・