2012年07月14日
2011年07月12日
三石川
下流部は川幅が広く魚道入り口を見つけるのが
大変そうだがとりあえず魚道はある
これによりこの堰堤をクリアできる魚はいるはず
しかしその上流の堰堤に設置された立派な魚道
なんとこの魚道の入り口には水が流れていない
ズームにするとよくわかるが
これでは・・・
2011年06月10日
静内川支流域の砂防、堰堤
静内川本流はその最大の支流シュンベツ川と同じように
いくつかのダムによって寸断されている
よって海からの遡上魚は最下流のダムまでということになる
いくつかのダム湖で実証されているように
陸封された魚たちはダム湖を海代わりにして生息、繁殖することが可能だが
通常、産卵はその流入河川に遡上して行うことが多い
ゆえにその流入河川の環境の良し悪しが魚たちの繁殖に
大きく影響する
実際それなりに世代交代が行われている川では
比較的長い流程にわたり魚の遡上が可能で
多くの産卵床が確保されているように感じる
この静内川、全ての支流を見て回ったわけではないが
本流との合流点からわずかの距離の地点に
魚の遡上不可能な工作物がある支流が多い
ここではそこに棲む魚のことを考えた河川工作物は
ほぼ無いように思う
僅かながら魚の姿があるだけに
残念だ
2011年03月21日
双珠別川
橋の上から撮影
見事な渓谷美とおもいきや・・・
本当にこの位置にこの砂防が必要だったのか?
他にもせっかくの美しい風景が・・・と思った場所はたくさんある
私個人としてはラルマナイ川の上流を真っ先に思い浮かべた
2011年01月27日
琴似発寒川支流左股川
前述福井堰堤の上流にある砂防ダム
福井堰堤に設置してある魚道はただの飾り
全く機能していないものだが
ここの魚道は形状的にはある程度機能しそうに見えるが
実際は水の流れ方からしてほぼ機能していない
本来魚道を流れなければならない水が
ダム本体から流れ落ちてしまっている
どちらも大きなお金をかけて造られたものなのに意味がない
早急な改修を期待したい
2010年12月18日
豊平川支流
札幌の母なる川に入るたくさんの支流は
とにかく護岸、堰堤、砂防ダムだらけ
しかも一部を除いて魚道は設置されておらず
いたるところで川は分断され
閉ざされた流域が多数出現している状況
生活用水確保の為の大規模ダムなどは
ないと困るので当然必要だが
砂防ダム、堰堤などはちょっと多すぎと感じている
この画像のような2段式砂防ダムの魚道なしとくれば
魚は確実に遡上できない
そこにこういう物を造る時そこに魚が棲んでいるのをわかっているはずなのに
なぜ魚道設置を前提に考えないのか・・・
今後徐々にでも考え方が改められ
順次魚道設置なり不必要な河川建造物撤去なりに動くことを期待したい
2010年11月09日
パンケ幌内川
魚の姿が全く見えないまま川を上っていくと
こんな人工工作物があった
高さはそれほどないが
構造的には魚の遡上は難しい
上から見ると
コンクリートで固められていて
魚は泳げない
そして更に上っていくと
魚道なしの砂防
横から流入してくる支流は
合流点からすぐ上流で
こんなだったり
こうだったり・・・
人工工作物のない流域は
とても綺麗な渓流だけに残念だ
結局魚の姿は見れなかった
2010年11月02日
ショロマ川2
支流は小さな沢までも
ことごとく砂防が構築されている
床固工
支流の砂防
床固工
いずれも一基少なくとも数千万円かかるはず
本体のプレートには「復旧治山事業」とあったが
ここまで自然を破壊しないといけないものなのか・・・
間違いなくどうしても必要なものはある
しかしなくてもいいものも多いはず
この程度の床固工なら魚の往来にはなんら支障はないが
その悪影響は魚の往来云々だけではない
2010年10月19日
2010年09月27日
2010年08月24日
島松川2
数年前まではこの川の数少ない自然河川流域では
それなりのニジマスなどが釣れたものだが
このところ全く魚の姿を見ない
上流へ行けば前述の記事にも書いた魚の遡上不可能な堰堤があり
下流へ行けば上の画像のような護岸+堰堤状態が延々と続いている
下流域ではたくさんの魚が生息するのに
この流域では魚がほとんどいない
周りの状況からして仕方ない部分もあるのだろうが
魚が自由に往来し自然繁殖できるように
もう少し自然に配慮があっていいと思う
2010年08月10日
当別川
ついにここまで造られてしまった当別ダム
途中建設凍結の話もあったのだが
結局GOサイン
建設目的と総工費
私にはとうしても理解できない
決して表側には出さない建設理由が
きっと本当の建設目的なのだろう
2010年07月30日
優園川
長流川の小さな支流のひとつだが
ここの砂防ダムも比較的大きいもの
確かに急流には違いないが
土砂の流出を防ぎ傾斜を緩やかにし
増水時の流れの勢いをそぐという目的を考えても
「こんな所にこんなものいらない」としか思えない
他の砂防ダムもそのように感じるものが圧倒的に多い
一つ造るのに数千万から数億円税金がつぎ込まれる
しかも悪い面も多々あるときている
今後いらないもの+撤去すべきものの代表格
砂防ダムまではヤマメとイワナがちらほらと生息し
砂防ダム上流は細々とイワナだけが生息しているという現況
2010年07月15日
シュンベツ川3
大きなシュンベツ川を
いくつかの区域に分断してしまっている砂防ダム
この他発電所などもありそこでも川は分断されている
魚の棲む川であってほしいとの願いで
魚を放流しても片っ端から持ち帰ってしまう人たちがいると聞く
魚をキープしてはいけないわけではないが
こういう場所ではルールを設けた方が良い
それより海から源流までしっかりと繋げなおしてくれた方が
もっと良い
2010年07月06日
節婦川
上流へ行くとこんな感じで行き止まり
中身が石の分コンクリートより僅かながら
人情味があるような気がするが
形状は砂防堰堤となんら変わりはなく
見事に河川分断している
小さい川の支流ながらそれなりに水量はあるので
昔はこの奥にも魚が上っていたのだろう
2010年06月21日
モンベツ川
この砂防ダムの下流には
無数の低い堰堤が構築されている
その流域は完全に造られた川になってしまっているが
海とは繋がっていそうで
何らかの魚はいると思われるので
今回は砂防ダム上流を歩いてみた
1尾だけ魚の姿を確認したが
何の魚だかわからず・・・
そのうち
また堰堤があった
その上流も見てみたが
全く魚の影は無かった
水量はそれなりにあり
自然河川の部分も多いだけに残念な状態
少し考慮するだけで魚は増えるのに・・・
2010年06月07日
ニセウ川支流
ニセウ川にはいくつかの支流があるが
せっかくニセウ川本流にある砂防ダムより下流に流入しているのに
あっちの支流でもこっちの支流でもコンクリートの壁で行き止まり
遡上魚の事は全くの無視
本来たくさんの稚魚を育むはずの川がこれでは・・・
二風谷ダムの魚道が機能するようになったとしても
その先にはまだまだ問題が山積みだ
かつてヤマメの名流と言われた沙流川は
すっかりズタズタにされて
サクラマスの遡上できない川となってしまった
でもいつか・・・
できればそう遠くない将来
沙流川の復活劇を見てみたいものだ
2010年05月28日
ニセウ川
画像はちょっとわかりにくいが
上流にある砂防ダム
沙流川水系にはおびただしい数の各種ダムがあるが
本流にある二風谷ダムは
流れ込んだ土砂でいまにも埋まってしまいそうだし
魚道もほとんど機能していないようだ
洪水調節などの機能もあまりなさそう・・・
自然を人間の都合のいいように不自然に変えるのではなく
できるだけ自然に調和しながら生活する方向性で考えた方がいい
必要性の低いダム類は早期撤去が最善の策と思う
2010年05月17日
静内川支流
比較的新しい砂防ダムがあると
その上流には古い砂防ダムがあることが多い
砂防ダムを構築する理論上そうなるらしいのだが
この川にもご他聞に漏れずそれがあった
よくこんな谷底に造ったものだと感心するが
その為に切り拓いた道はもう既にほとんど消えうせてしまっている
そして今もあちこちで新たな砂防ダムを造る為だけに
伐採を伴う道路工事が行われていたりする
私にはどう考えてもそこまでお金を掛けて造らなければならないモノとは思えない
2010年05月08日
フモンナイ川
河口からほんの僅かの場所に
このような巨大な砂防ダムがある
実に不気味だ
とりあえず魚道は付いていて
水量もそれなりに流れてはいるが
ダムの上流ではヤマメの姿を見たことがない
高さがあるので距離も長く折り返しの連続の魚道
ほんの申し訳程度しか機能していないという印象は否めない