2008年01月15日
幌内川

昨年初めて釣りをしてみた川で
入渓場所からすぐ上のような堰堤にぶつかった
これではいくら増水しても魚の遡上は無理だろう
一応堰堤の上流にも行ってみたが
魚らしきものはいなかった
堰堤は昭和49年に完成していた

昭和40年代頃から全国的にダム建設が加速してきて
現在ではダムのない自然のままの川はほんの一握りしかない
何らかの目的はあるにしても諸刃の剣ではダムや堰堤を造る意味がない
数十年かけて破壊してきた自然を取り戻すのは容易ではないが
何とかしなければならない時期にきているのは間違いないと思う
ダムや堰堤がどこで造られようが私たちの日々の生活に直接関わってくるわけではないので
実際何の違和感も感じない
しかし巨額税金投入、自然破壊の両面でいずれ確実に私たちに跳ね返ってくる
現在メジャーとなった地球温暖化問題のように症状が具体的に表面化しないと
気がつかないのと同じである